機内での乾燥、足のむくみ、ストレス軽減のための9つの対策!
飛行機って驚くほど乾燥していますよね。よくスチュワーデスさんたちは、乾燥した過酷な環境下で毎日お仕事ができるなっと気になるものです。
スチュワーデスさんに質問してみたところ、機内で常に動きながら定期的に水分補給をしているので、むくみなどそれほどないそうです。常に機内でお仕事されているので、ご自身の体調管理は万全なんだと感じました。
逆に乗客のみなさんの方が、慣れない機内で長時間同じ姿勢で着席しているため、血行が悪くなり、足のむくみなどにつながってきてしまうそうです。
飛行機内での乾燥、足のむくみ、ストレス軽減につながる9つの対策についてまとめてみました。
目次
飛行機内での湿度はなんと20%以下!
長時間のフライトでは、飛行機内の湿度は低下しがちで、20%以下にまで下がることがあるそうです。機内の湿度が低下してしまう理由は、上空で外気の温度が低下した機体と機内の常温との温度差によって、機体に結露が発生しないように乾燥させているからだそうです。
乾燥した空間に長時間いると、目の乾きや口や鼻、のどの痛み、肌荒れを起こすこともあります。
肌に最適とされている湿度は約65%ぐらいで、湿度が50%を低下すると体の水分が蒸発していき、肌の乾燥につながってしまいます。
肌の乾燥が続くと、体の水分が足りなくなるため、血栓ができやすくなり、更には長時間同じ姿勢でいることから、足のむくみや倦怠感などにつながってきてしまいます。
長時間のフライトでストレス解消につながる9つの対策
フットレスト(足置)の活用
乾燥からくる足のむくみを解消させる手段として、以下のような対策があります。
- 体を温める。
- ジーンズや体にフィットしすぎる衣服を着用しない。
- 水分を補給する。
- 自分にあった体制を取る。
- 着圧ソックスを利用する。
- スリッパを利用する。
- トイレに行ったり歯磨きをする。
- 手足の運動をしたり、健康グッズを利用する。
それぞれの手段が効果的ですが、特に女性の方で床に足が付かない場合は、足置きやフットレストがあると、楽な体制が取れるようになります。
日常生活でも椅子に座った時に足置きがあると楽になるのがイメージできるかと思います。少しでも体の負担を軽減するためにもフットレストは効果的です。
ネックピロー(首枕)の活用
飛行機内で少しでも体の負担を軽減させるのが、ネッククッション、ネックピロー、首枕です。特に肩こりがひどい方にとっては、必須アイテムです。
首の周囲を囲むように装着すると、横になれない飛行機内で移動中も頭がガクつくことなく安眠できます。
口で息を吹き込んで膨らませるタイプや、背中の部分が平らで背もたれにもピッタリフィットするタイプ。自分の首の大きさに合わせて調節ができるストラップ付のタイプなどなど、自分にあった商品を選んで快適な旅を楽しみたいですね。
アイマスクの活用
飛行機内が消灯しても、隣や斜め前の席の座席背面モニターの明かりが気になって眠れないことってありませんか?そんな時に役立つのがアイマスクです。
耳にバンドをかけずに耳が痛くならないタイプや、リラックスフィットのタイプなど様々な種類があります。
サイレンシアフライト(耳栓)の活用
飛行機の気圧の変化で耳が痛くなった場合に、口を大きく開けたり、あくびをしたり、唾をのみ込むことで耳抜きができる方もいますが、耳抜きができない方は利用した方がよいアイテムです。
耳の痛みは、飛行機の離着陸時に起こる急激な気圧の変動が、鼓膜にストレスを与え発生しています。そんな痛みや不快感を軽減させることができるのがサイレンシアフライトです。
また、宿泊施設によっては繁華街の騒音や、クーラーの室外機がうるさく眠れないこともあります。そんな時にも耳栓が役に立ちます。
歯磨きセットの活用
機内での食事の後の歯磨き以外にも、機内でリフレッシュされたい方で歯磨きをされる方もいらっしゃいます。
歯磨き粉は、機内への液体持ち込み制限対象となることから、規定の範囲内で持ち込めます。手荷物として機内に持ち込む場合は、100ml以下の容器に入れて、縦横40cm以内のジッパー付きビニール袋に入れる必要があります。
もしくは、日本のホテルや旅館などにある歯磨き粉が不要なインスタント歯ブラシを利用すれば、機内への持ち込み規制の範囲内となりますのでおすすめです。
リップクリームの活用
飛行機の中はとっても乾燥しています。唇も乾きますので気になる方はリップクリームを持参しておいた方が無難でしょう。リップクリームはスティック型の固形状態であれば、液体物持ち込み対象外となるので機内への持ち込みが可能です。
マスクの活用
飛行機の中はとっても乾燥します。ハワイに到着する頃には喉や鼻が乾燥して痛い・・・そんな事態に陥らないためにも、マスクがあった方が安心です。
スリッパの活用
飛行機に長い時間乗っていると足がとっても疲れます。少しでも足の負担を減らすために、飛行機内では靴を脱ぐのがおすすめです。
搭乗中は、お手洗いに行くこともありますので、スリッパを持参しておくと便利です。
マッサージボールの活用
飛行機の中は乾燥していて冷えます。そして長時間同じ体制でいることから血行が悪くなり足のむくみなどにつながりやすいです。
そんな時は足裏でコロコロ転がしながら足裏のツボを刺激しながら血行改善につながるマッサージボールなど手軽に持ち運びができる健康グッズがおすすめです。
ただし、機内で利用する際には、転がらないように注意が必要です。
以上、飛行機内での乾燥、足のむくみ、ストレス解消のための9つの対策でした。
更に気をつけなくてはならないのは、ご自身の体調管理です。
長いフライトの旅の前は、体調管理に心がけましょう。